獣医師Veterinarian
2023年 新卒入社
横浜戸塚プリモ動物病院 所属
獣医師
重村 彩香
■ 今の仕事内容を教えてください。
今は2年目獣医師としてワクチンなどの予防から、消化器症状、疼痛、元気がないなど幅広く一般診療をこなしています。プリモ動物病院は一次診療に力を入れており、毎日様々な症状で困った子たちが来院されます。1年目までは症例の幅が狭かったのですが、問診を取って、必要な検査を選択し、鑑別を挙げる力がついてきたと思います。当然重い症例の子も診ますが、自分で治療ができなくても二次診療施設へ紹介したり、先輩獣医師と相談したり、患者さんにとって最適な選択ができるように提案することもできるようになってきました。
■ 今のあなたに求められているスキルは何ですか?
診察を過不足なく実施していくことです。新人の頃は、いくら時間をかけてでも1つの症例に向き合い、すべてを検討して結論にたどり着くような流れでした。今は、問診の中で必要な情報を取捨選択し、必要があれば追加検査を行うなど、しなくてもいい検査を見極める力も求められると思います。時間を意識しすぎて見落とすことのないよう、常に初心を忘れず、診察の精度を上げていきたいと思います。
■ 入社前と入社後でプリモの印象は変わりましたか
いい方に変わりました。入社前から新人教育に力を入れているのは知っていましたが、実際に入社して教育制度の充実さに感動しました。現場での教育だけでなく、本社で座学の授業としてカルテの書き方や推論の組み立て方を教わりました。それだけでなく、社会人としての接遇や電話対応など、基本的なことまで現場に出る前に鍛えてくれます。もちろん現場に出てからも、直属のトレーナーやメンターが毎月面談で自分の進度を見て一緒に計画を立ててくれたり、診察で困ってもすぐに相談にのってくれたりします。新人獣医師にありがちな、誰に聞けばいいか分からない、何を勉強したらいいかわからない、と困ることはなかったです。
■ あなたが勤めているプリモ病院の雰囲気はどうですか
とても明るく風通しの良い病院だと思います。実際に、昨年の全社総会にて、最も優れたチームワークを発揮した病院としてベストパフォーマンス賞を受賞しました。周りの目から見てもいいチームワークだと褒めてもらえたことが嬉しかったです。獣医師同士、看護師同士だけでなく、獣医師と看護師の連携も自慢の一つだと思います。戸塚プリモの一員として、今後も患者さんを元気づけられるような病院作りに携わっていきたいです!
■ 学生に向けてメッセージをお願いします
もうすぐ獣医師2年目が終わりますが、私はまだ専門分野を決めかねています。学生のうちから明確な「これがしたい」がなくても焦らなくて大丈夫です。むしろ、社会に出た時に「これがしたい」を見つけられる環境とめぐり会えたらいいのではないかなと思います。学生の間はみんな揃って勉強を頑張れる環境ですが、社会に出ると良くも悪くも自分次第になります。自分の選択が責任を伴うようになります。自分の目で見て、肌で感じるのが1番だと思うので、プリモに限らずぜひ色々な病院へ実習に行ってみてください。