Interview 院長インタビュー
獣医師を目指したきっかけ
子供のころから犬を飼っていたこともあって、自然と獣医師を目指すようになりました。
大学に進学する際、当時はあまり獣医大学に関する情報が少なかったので、キャンパスが広くて大きな学校という単純な理由で日本大学を選びました(笑)。
学生時代は決して優等生ではありませんでしたが、なんとか必死で勉強し国家試験に合格することができました!
勤務医時代のスキルアップ
大学卒業後はそのまま小動物臨床の道にすすみ、実習でご縁のあった動物病院に就職しました。院長先生が一人で頑張っておられた病院だったのですが、そこで臨床の基礎を学びました。また、自分自身でいろいろと実践させていただき、様々な症例を経験できたことが大きな財産になったと思います。
その病院に5年程勤務した後、腫瘍の認定医を取得したいと思い、麻布大学の腫瘍科に研修医として飛び込みました。
そこで一から叩き直され、毎日怒られながらも仕事に対する姿勢や考え方を再認識することができました。
また大学で研修医を続ける傍ら、同時期に画像検査センターにも従事し、CTやMRIといった高度画像診断のスキルを磨くこともできました。
● なぜ腫瘍科 ・ 画像診断を極めようと思ったのか
日々の診療で飼い主様と向き合っていく中で、長生きすればするほど腫瘍に罹患している子の比率は高く、大変な思いをしているわんちゃん猫ちゃんを目の当たりにしてきました。その度に自身の力の無さを痛感し、もっと飼い主様の助けになることができないか、動物たちを苦しみから救うことができないかと考えたことが腫瘍科を目指すきっかけとなりました。
画像診断については腫瘍学を学んでいくなかで、診断・治療をすすめていく際になくてはならないツールであることを実感し、これも独自の方法を模索した結果、画像診断センターにて従事することとなり、今に至ります。
院長としての方針
『慈愛理知』
(慈しみと愛をもって動物と飼い主様に接し、理論と最新の知識をもって診療に当たる)
私の恩師の言葉です。どんなに医療が進歩しても、一番大事なのは慈しみの心と愛情であることを忘れずに日々精進しています。
プリモ動物病院 上溝/腫瘍科・CTセンターの診療方針
腫瘍で苦しんでいる動物たちを一頭でも救えるように、最新の知識と、高度画像診断装置を用いて最良の医療を提供できるよう、スタッフ一同、尽力いたします。
飼い主の皆さまへ
我々が一番大切にしているのは動物や飼い主様に対する思いやりの心です。どんな最先端な高度医療を用いたとしても、それを扱う人間に心が伴っていなければ良い医療は提供できないと考えています。
腫瘍科・画像診断に特化した医療センターではありますが、開院当初からの『近所の優しい獣医さん』であり続けるとの理念は変わらず、一般診療においても同様のスタンスで診察にあたっておりますので、お困りごとがあった際はいつでも何でもご相談ください!
加藤院長プロフィール
生年月日 : 1981年1月12日
出身地 : 大阪
出身大学 : 日本大学
得意な診療科目 : 腫瘍科、画像診断
手術実績 : 707件(2023年時点・プリモ動物病院 上溝 実績)
手術実施症例 : 肝葉切除、肺葉切除、脾臓摘出、腸管吻合、胆嚢摘出、上皮小体摘出、断脚、大腿骨頭切除、片側椎弓切除、顎切除 他
血液型 : O 型
長所 : 集中力がある
短所 : 集中していないことは飽きやすい
口癖 : 「アホか…(関西人なので)」
趣味や今はまっていること : 料理(週に1回は揚げたての揚げ物を家族に振舞います)
好きな動物や飼っている動物 : 猫
好きな食べ物 : お酒に合うもの、魚
好きな言葉 : 「慈愛理知」