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予防接種(ワクチン)

予防接種について

ワクチンは犬や猫同士の伝染病予防の注射です。

子犬・子猫は、産まれてから2か月後まではお母さんからもらった免疫(移行抗体)があります。1回目のワクチンはその移行抗体が弱まってくる生後6~8週以降に接種します。
その後、免疫を高めるため、1か月間隔で計3回の接種を推奨しています。

2年目以降は、犬・猫ともに、1年に1回の追加接種が必要です。

ワクチンでご来院の方へ

ワクチン接種(狂犬病ワクチン・混合ワクチン)により、まれにアレルギー反応が起こる場合があります。アレルギーの症状としては、主に嘔吐・下痢・湿疹・発赤・顔面が腫れるなどの症状が出る場合と、非常にまれですがぐったりしたり,血圧が下がり,ショック状態に陥る、アナフィラキシーショックという命に関わる副作用がでることがあります。
 
当院では、アレルギー症状が起こった場合に適切な対応・処置をさせていただくためにも、ワクチン接種の時間は18時までとお願いしています。
なお、ワクチン接種は体調の良い日にご来院ください。
また、ワクチンの種類にかかわらず、ワクチン同士の接種間隔は原則1か月空けてください。

料金

※表示料金は税込です

(犬) 

6種混合ワクチン 6,600円
8種混合ワクチン 7,700円
10種混合ワクチン 8,800円

(猫)

3種混合ワクチン 4,950円

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狂犬病予防注射

狂犬病について

狂犬病は人間も含め哺乳類がかかる伝染病で、発症するとほぼ100%死亡してしまう恐ろしい病気です。狂犬病ウイルスに感染した動物にかまれることで感染します。日本では昭和32年(1957年)以降発生していませんが、流通の国際化により海外との往来が頻繁になっている現在、いつ狂犬病に感染した動物が入ってきてもおかしくない状況です。

日本では、狂犬病の流行を防ぐ為、飼い犬の登録及び毎年の予防注射が、狂犬病予防法により義務付けられています。
当院では、一年中狂犬病の予防接種が可能です。
※練馬区のみ行政への登録代行を行っております。
詳しくは当院までお問い合わせください。

料金

※表示料金は税込です

注射料 3,135円

※注射済票の交付:550円、犬の登録及び鑑札の交付(初回登録時のみ):3,000円
※混合ワクチンの接種をされる方は、狂犬病予防接種日との間隔を1か月空けていただくことをお願いしております。
※当院では、アレルギー症状が起こった場合に適切な対応・処置をさせていただくためにも、狂犬病予防接種の時間は18時までとお願いしています。
※狂犬病予防注射と混合ワクチンは一緒に打つことはできません。ワクチンアレルギーが出てしまった場合、原因を判断できなくなる為です。また、2つ同時に打つと副作用が増強する可能性があります。

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定期健康診断

定期健康診断の必要性

犬や猫の1年間は人間の5歳~8歳に相当し、気がつかないうちに病気が進行している場合があります。
人間と同様、中年期(小型犬・中型犬・猫で6歳位~、大型犬で5歳位~)からは栄養の代謝が低下してくると共に、心臓病・腎臓病・肺・気管などの呼吸器疾患、腫瘍などの疾患にもかかりやすくなってきます。

人間
1歳 17歳
2歳 23歳
4歳 32歳
6歳 40歳
8歳 48歳
10歳 56歳
12歳 64歳
15歳 76歳
18歳 88歳
小・中型犬 人間
1歳 17歳
2歳 23歳
4歳 32歳
6歳 40歳
8歳 48歳
10歳 56歳
12歳 64歳
15歳 76歳
18歳 88歳
大型犬 人間
1歳 12歳
2歳 19歳
3歳 28歳
4歳 33歳
5歳 40歳
6歳 48歳
8歳 60歳
10歳 76歳
12歳 86歳

料金

※表示料金は税込です

基本パック しっかりパック
予約 要予約 要予約
全コース共通検査 一般身体検査・デンタルチェック・尿検査・便検査 ・血液検査 (CBC・生化学18項目・電解質) 基本パックの内容と同じ
レントゲン 胸・腹部
超音波検査(腹部) 腹部エコー
お腹の中の見えない腫瘍など臓器の異常の早期発見につながります。
検査料金 9,350円 22,550円
※大型犬(20㎏以上):28,050円

オプション検査

※表示料金は税込です

 
甲状腺機能検査 T4 3,850円
心臓機能検査 NT-proBNP 6,270円
心臓エコー検査 心臓機能異常の早期発見、
心不全の進行状況の詳細な確認
5,500円

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フィラリア症について

フィラリア症(犬糸状虫症)とは、フィラリアという寄生虫が蚊を介して感染し、心臓や肺動脈に寄生することで起こる病気のことです。
フィラリアが寄生することで血液の流れが悪くなり、様々な症状を引き起こします。
放置すれば死に至ることもある、重篤な病気です。
犬の場合、投薬による予防がほぼ100%可能ですが、予防薬の効果とは、犬の体内に入ったフィラリア幼虫を成長途中で駆除するものであり、感染そのものを防ぐものではありません。
したがって成虫になってしまう前に病気を予防するためには定期的に、かつ確実に投薬する必要があります。

毎年、投与を始める時期に近づいたら、そのシーズンの投与前に、既にフィラリア症に感染していないかを調べるための血液検査が必要です。
※検査を受けずに投与してしまった場合、身体の具合が悪くなってしまう可能性があります。ご注意ください。
フィラリア症は、毎年蚊が出始める頃から、蚊がいなくなる12月頃まで、毎月1回投与することで予防ができます。

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猫フィラリアについて

「“犬”糸状虫症」とありますが、猫にもかかります。
犬と比べると寄生数は少ないですが、猫は病気を隠す習性があるため、感染していても見た目で分かりづらく、気付かれずに進行してしまうケースが多くあります。

また猫のフィラリア症は犬と比べて検査などによる診断が難しいため、発見~診断が非常に難しい病気です。

そして猫のフィラリア症で一番恐ろしいのは、症状が出てしまったときには、すでに命の危険が伴う状態にある場合が多く、最悪の場合は突然死といったケースもあることです。

☆猫の10頭に1頭がフィラリア幼虫に感染歴があると報告があります。更に、その中の4頭に1頭は室内飼いの猫であったことが分かっています。

※米国犬糸状虫学会(AHS)
「猫の糸状虫感染の診断・治療・予防のガイドライン」より

対処法は“予防”のみ

猫では、もしフィラリア症を発見できたとしても、残念ながらよい治療方法がまだ確立されていません。最近の調査報告では、室内だけで生活している場合でもフィラリアに感染している猫がいることが分かっています。
蚊に刺されなければ、感染することもありませんが、日常生活で100%蚊に刺されないことは非常に困難です。フィラリア症から愛猫を守るためには、予防薬をきちんと投与することがとても重要です。

料金

※表示料金は税込です

オールインワンタイプ フィラリアと消化管内の寄生虫、ノミマダニの予防が一度にできます
剤形・予防効果 持続期間 体重 料金
チュアブル
フィラリア予防
+消化管内線虫駆除
+ノミ・マダニ駆除
約1ヶ月 1.5~2.6kg 2,640円
2.6~5.1kg 2,860円
5.1~10.1kg 3,135円
10.1~20.1kg 3,740円
20.1~40.1kg 4,070円
40.1~60.1kg 4,510円
錠剤
フィラリア予防
+消化管内線虫駆除
+ノミ・マダニ駆除
約1ヶ月 1.7~2.8kg 2,530円
2.8~5.5kg 2,640円
5.5~11kg 2,915円
11~22kg 3,520円
22~45kg 3,960円
フィラリア・消化管内寄生虫予防
剤形・予防効果 投与間隔 体重 料金
ジャーキータイプ
フィラリア予防
+消化管内線虫駆除
1ヶ月に1度 5.6kgまで 1,045円
5.6~11.3kg 1,540円
11.3~22.6kg 2,035円
22.6~45.3kg 2,530円
錠剤
フィラリア予防
+消化管内線虫駆除
1ヶ月に1度 2.5~5.0kg 1,045円
5.0~10.0kg 1,430円
10.0~20.0kg 1,815円
20.0~40.0kg 2,200円
オールインワンタイプ (猫用)フィラリアと消化管内の寄生虫、ノミ・マダニの予防が一度にできます
剤形・予防効果 持続期間 体重 料金
滴下タイプ
フィラリア予防
+消化管内線虫駆除
+ノミ・マダニ駆除
約1ヶ月 ~2.5kg 1,925円
2.5~5.0kg 2,035円
5.0~10.0kg 2,145円

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ノミ・マダニの予防について

気温が13℃を超えると、ノミ・マダニが活動します。
ノミやマダニが寄生すると、血を吸った場所に激しい痒みが出たり、以下のような病気になる可能性があります。
人に感染することもあるため、1年中気温の高い「室内飼い」であれば、年間を通じて予防を行うことをおすすめしています。
特に、マダニの増える4月~12月はしっかりと予防をしましょう!

ノミアレルギー性皮膚炎

ノミに刺されることでノミの唾液に対して激しいアレルギーを起こすようになってしまう症状です。 ノミアレルギーの犬は1匹に吸血されるだけでも激しい痒みの症状が現れます。

猫ひっかき病 人に感染

人が、犬や猫に咬まれたりひっかかれたりすることで感染する病気です。
バルトネラ菌という細菌を持ったノミが犬や猫を吸血・感染し、感染した犬や猫から人へ感染します。バルトネラ菌は犬や猫では常在菌なので無症状ですが、人は丘疹・水疱ができたり傷口が化膿します。また、リンパ節の腫れや発熱、頭痛を起こすこともあり、免疫が弱まっている人は重症化することもあるので注意が必要です。

犬バベシア症

バベシア症とは、犬がバベシア原虫という病原体を持ったマダニに吸血されることで感染します。犬の赤血球に寄生し、免疫反応により溶血性の貧血を起こし、様々な症状を引き起こします。治療が遅れると死に至る場合もある恐ろしい病気です。

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
人に感染

ウィルスを保有するマダニに吸血されることにより人に感染します。
発熱、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)を起こし、腹痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状などを伴う場合もあります。致死率は10~30%程度と言われ、危険な感染症です。

料金

※表示料金は税込です

オールインワンタイプ フィラリアと消化管内の寄生虫、ノミマダニの予防が一度にできます
剤形・予防効果 持続期間 体重 料金
チュアブル
フィラリア予防
+消化管内線虫駆除
+ノミ・マダニ駆除
約1ヶ月 1.5~2.6kg 2,640円
2.6~5.1kg 2,860円
5.1~10.1kg 3,135円
10.1~20.1kg 3,740円
20.1~40.1kg 4,070円
40.1~60.1kg 4,510円
錠剤
フィラリア予防
+消化管内線虫駆除
+ノミ・マダニ駆除
約1ヶ月 1.7~2.8kg 2,530円
2.8~5.5kg 2,640円
5.5~11kg 2,915円
11~22kg 3,520円
22~45kg 3,960円
ノミ・マダニ予防
剤形・予防効果 持続期間 体重 料金
錠剤 約1ヶ月 1.5~2.5kg 1,760円
2.5~5.5kg 1,815円
5.5~11.0kg 1,925円
11.0~22.0kg 2,145円
22.0~45.0kg 2,530円
滴下タイプ 約1ヶ月 ~5.0kg 1,650円
5.0~10.0kg 1,705円
10.0~20.0kg 2,035円
20.0~40.0kg 2,200円
40.0~60.0kg 2,530円
オールインワンタイプ (猫用)フィラリアと消化管内の寄生虫、ノミ・マダニの予防が一度にできます
剤形・予防効果 持続期間 体重 料金
滴下タイプ
フィラリア予防
+消化管内線虫駆除
+ノミ・マダニ駆除
約1ヶ月 ~2.5kg 1,925円
2.5~5.0kg 2,035円
5.0~10.0kg 2,145円

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